つなぐ・ひらく・考える

芸術と学術、人と人。~生き抜くための、オルタナティブな知を探る。

「芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト」はサウンドスケープを「耳の哲学」に世界のウチとソトをやわらかに思考する芸術家や研究者たちの自由な実験の場です。ここからオルタナティブな「知」を探り、全国に発信しています。行政の認可を得て公共施設に拠点を置いていますが、旧来型の団体組織ではなく有機的な芸術運動の名称と捉えて頂けたら嬉しいです。

【経緯】

 2014年6月、音楽家・ササマユウコが相模原市立市民・大学交流センター内に活動・思考の拠点を設立しました。ここでは「芸術と学術、人と人。」をテーマに、アーティストや研究者たちがフラットな関係性を築き、自由でコレクティブな実践を展開しています。

 2019年は「考える」をテーマに「空耳図書館」、「即興カフェ」、聾CODA聴プロジェクト路上観察学会分科会等を実施しています。


お知らせ

おとなの空耳図書館・哲学カフェ入門②@相模大野

 3月に実施した哲学カフェ入門編の第2弾を開催します。はじめての方も最初に説明がありますので、安心してご参加ください。発言が強要されることはありませんし、哲学の知識も一切必要ありません。いつもの言葉で”自由”に「話して・聞いて・考える」時間です。相模原市に限らずご参加頂けますが、「哲学カフェ」が少ない地域ですので、前回(3月)を逃してしまった方も是非この機会をお見逃しなく。
芸術鑑賞や読書会、教育現場やPTA、自治会やサークル活動の場づくりのヒントとしてもおすすめです。(高校生以上、年齢上限はありません。街中のカフェのように匿名性が保障された場です)。

第1回の様子はこちら→

 


【追加席募集/哲学カフェ入門】
変更日時:11月3日(日)18時~20時
場所:ユニコムプラザさがみはら(ミーティングルーム5 相模大野駅すぐ)

この度、台風19号の被害に遭われた地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
13日開催予定の第7回ユニコムまちづくりフェスタが台風接近で中止になりましたので、参加予定だった「哲学カフェ入門②自由?」(進行役:田代伶奈)をコネクト主催に切り替えて開催いたします。
13日のご予約者を優先させて頂きますが、日程変更に伴いキャンセルが出ましたので4名ほど追加募集します(先着順・締切)。この機会にぜひお気軽にご参加ください。また今回残念ながらご参加頂けなかった皆さまも引き続き「おとなの空耳図書館」をご注目頂けましたら幸いです。「哲学カフェ」は引き続き開催の予定です。
追加募集応募フォームはこちらから⇒

Facebook詳細イベントページ⇒
・お問合せ tegami.connect@gmail.com(ササマユウコ)


(ゆる募)空耳図書館きのこの時間・秋編
2019年10月26日(土)10時~13時(予定)

@新宿御苑

夏編から続く第2弾。美術×サウンドスケープの思考で都会の"きのこの時間"を"みる・きく・考え"ます。
案内人:小日山拓也(美術)×ササマユウコ(音楽)
◎詳細はコネクト通信⇒


(予約不要・無料)空耳図書館おやこの時間「えほんの音あそび」@相模大野

"自由すぎる絵本"を音であそぶ。

令和元年子どもゆめ基金助成事業・読書活動

2019年11月2日(土)・12月22日(日)
時間:
14時~16時
場所:
ユニコムプラザさがみはら(相模原市立市民大学交流センター実習室1・キッチン)
♪14時30分から「えほんの音」ワークショップ(予約不要・無料)40分程度
コヒロコタロウ(
三宅博子・小日山拓也・石橋鼓太郎 芝の家「音あそび実験室」メンバー)
空耳図書館ディレクター (ササマユウコ) ◎詳細はコネクト通信へ


(進行中)

◎第1回終了しました!⇒当日レポート

第1回聾CODA聴②境界ワークショップ研究会

日時:2019年9月9日(月)14時から16時
場所:アーツ千代田3331(101)

参加メンバー:雫境、ササマユウコ、米内山陽子

 

◎参加ご希望の方はFBページまたはコネクト通信をご覧ください。

※2019年アートミーツケア学会青空委員会公募プロジェクト


2019年空耳図書館の開館情報を更新しました(8月25日版)
・おやこの時間(音×絵本のワークショップ)
・きのこの時間(音楽×美術×哲学散歩)

・おとなの時間(哲学カフェ)

の3本立てとなっています。
興味のある回がありましたら、どうぞお気軽にご参加ください!
◎詳細は随時「空耳図書館ホームページ」、コネクトFacebookで告知してまいります。


コネクト通信

2019 

〇コネクト通信10月号 【追加募集のお知らせ】哲学カフェ入門②「自由?」11/3

〇コネクト通信10月号 【満席】10/13哲学カフェ入門②
〇コネクト通信10月号 空耳図書館おやこの時間「えほんの音あそび」11月・12月開催@相模大野(10/2)

○コネクト通信9月号 空耳図書館きのこの時間@新宿御苑9/28

○コネクト通信9月号 コラム「哲学カフェ」って何?(9/17)

〇コネクト通信9月号 聾CODA聴②境界ワークショップ研究会を実施しました(9/9)

〇コネウト通信9月号 路上観察学会分科会のページを「スズキセノアーツ」内に開設(9/7)

〇コネクト通信9月号 おとなの空耳図書館哲学カフェ入門②テーマ「自由?」
〇コネクト通信8月号 空耳図書館今後の予定(8月25日現在)
〇コネクト通信8月号 聾CODA聴②「きこえる・きこえない境界ワークショップ研究会」のおしらせ(8/19)

〇コネクト通信8月号 あいちトリエンナーレ「表現の不自由展、その後」中止をめぐって(8/14)

〇コネクト通信8月号 聾CODA聴ワークショップ研究会始めます。(8/6)

〇コネクト通信7月号2019年度「空耳図書館」開館情報(7月22日版)

コネクト通信7月号「空耳図書館おんがくしつ♪きのこの時間」を実施しました(7/24)

〇コネクト通信7月号「代表コラム:最期の音楽とは何か、を考えるということ」(7/8)
〇コネクト通信7月号 7月18日(木)空耳図書館おんがくしつ♪「きのこの時間①みるきく歩く、都会の森@明治神宮」7月1日より参加者募集

〇コネクト通信6月号 2019年度「空耳図書館」開館予定(6/25現在)

〇コネクト通信5月号 第8回即興カフェ『満月|森羅万象に耳をひらけ!』開催しました(5/21)
〇コネクト通信5月号 『建築ジャーナル』6月1日発売号「特集・散歩」にササマユウコが寄稿しました(5/17)

〇コネクト通信4月号「オフィスの利用更新が承認されました」(4/27)

コネクト通信4月号「第8回即興カフェ」参加者募集中(4/22)

コネクト通信3月号「おとなの空耳図書館 やってみましょう!哲学カフェ」レポート(3/19)
●コネクト通信3月号空耳図書館の推薦図書①『音さがしの本~リトル・サウンドエデュケーション」(3/10)

●コネクト通信3月号おとなの空耳図書館「やってみましょう!哲学カフェ」はお申込み受付中!(3/4)

●コネクト通信2月号第7回「即興カフェ」(助成:日本音楽即興学会)を開催しました(02/19)
コネクト2018年度の活動報告(途中経過)を掲載しました(01.24)

●コネクト通信1月号 沼下桂子企画「柴田源太/よるぱん」@植物園カフェのご案内(01.11)

コネクト通信1月号「2019年を迎えて」(2019.01.04)


つなぐ

【写真】路上観察学会分科会(異分野アーティストと歩く品川界隈・劇団青年団ほか)2015


ひらく

【写真】協働プロジェクト「聾/聴の境界をきく」助成:アートミーツケア学会青空委員会 2017~


考える

【写真】空耳図書館のはるやすみ「演劇×哲学対話読書」(平成29年度子どもゆめ基金助成事業)2018



芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト代表ササマユウコ
 サウンドスケープを「耳の哲学」に世界のウチとソトを思考実験する音楽家。
1964年東京生まれ。都立国立高校、上智大学文学部教育学科卒業。弘前大学大学院今田匡彦研究室(2011~2013年)。日本初の一芸入社(音楽)で企業文化総合職(映画)、出版社、公共劇場スタッフ、自治体市民大学企画等を経て、2014年に芸術教育デザイン室CONNECT/コネクトを設立。2000年代に個人レーベルで発表したCD6作品はN.Y.からYukoSasamaの名で世界各国で聴かれている。

 子どもの頃から、音楽や芸術の内世界にある「言葉にならない知」をどうやったら伝えられるだろう?ということを考えていました。インターネットも無かった大学時代は教育哲学と視聴覚教育を学び、最初は外国の芸術系映画を輸入する仕事に就きました。そこから小さなレーベルを立ち上げ6枚のCDを発表し、その時の小さな音楽たちは思いがけず現在もN.Y.から世界各国で聴かれています。ずっと「音楽の力」だけを信じて生きてきました。しかし2011年の東日本大震災・原発事故の際に「想定外」という言葉を耳にした瞬間、何かが大きく自分の中で変りました。芸術の知は「言葉」で出来た一般社会の外にあるのかもしれない。そんな疑問が沸きました。この世は音楽や芸術ではなく残念ながら言葉で出来ている。その分断された世界の内と外をつなぐための思考実験の場としてコネクトを設立しました。

 2011年秋に弘前大学大学院今田研究室に社会人として籍を置き、カナダの作曲家M.シェーファーのサウンドスケープの思考を「耳の哲学」として研究しました。その時の経験をもとに、コネクトではプログラムごとのチーム体制で関わって下さる皆さんの専門知が響き合う場をサウンドスケープの思考でデザインしています。芸術と学術をつなぐ’オルタナティブな知’は、もはや「芸術とは何か」という問いを越え、「生きるとは何か」「人間とは何か」という根源的な問いに一筋の希望の光を当ててくれます。
 言葉≧音。そもそも音楽家がこの活動を「何のために」「誰のために」やっているのだろう?という自問自答は常に繰り返しています。けれどもやらずにはいられない。それは芸術や教育や社会から日々「余白」が無くなっていると感じるからです。世界はもっと柔らかく、有機体であっていい。自分の無知や非力さに落ち込むこともありますが、目的や意味や結果が求められすぎる今の時代だからこそ「必要だ」と思い直す。評価や分析は専門領域にお任せしたいと思います。あくまでもコネクトは芸術活動です。設立当初にあった芸術(家)のための活動ではなく、思考するための芸術活動と言い換えても良いかもしれません。
 これは2019年に入っていちばんの実感です。あっという間に活動6年目となり、現在は空耳図書館聾CODA聴の研究会(2019年アートミーツケア学会青空委員会公募プロジェクト)を中心に子どもから大人まで、障害のあるないを越えて、批判的に「考える」時間を軸に進んでいます。批判的であることは決して悪いことではなく、常に「問い」を持って生きるという哲学的な姿勢です。それは芸術や学術に限らず自発的に生きる大きな力となることでしょう。

 音のワークショップ(サウンド・エデュケーション)や「空耳図書館(耳の哲学・サウンドスケープ思考)」講座は各地で開催します。どうぞお気軽にお問合せください。内容によって様々なアレンジが可能です。正解のない世界と向き合い、新しい知の在り方を一緒に感じ、考えましょう。

(2019年9月1日 ササマユウコ記)

 

レクチャー、ワークショップ、執筆、インタビュー、協働研究等も全国各地お受けします。来オフィスの際は事前アポイントをお願いいたします。

お問合せ tegami.connect@gmail.com(ササマ)