第0回空コレ実験室「夏至のオンガク、夏至とオンガク。1分間、空をきく」実施しました

【実験記録を公開しました】
21日(夏至)に実施した第0回空コレ実験室の記録です。夏至の空をメンバー各自1分間きいて、みて、オンガクとして受け止めてみました。そしてコロナ時代のオンライン生活の中で、つながること、分断されたことを、境界線のない同じ空の下で考えてみました。
 人間は古来から、冬至と対になる夏至(の太陽)を特別な日と捉え、世界各地で祀りや祭りをおこなってきました。また、1分間を決める60回の拍のモジュール/鼓動は、さまざまな音楽のテンポ/速さの基準ともなってきました。芸術や音楽の起源に思いを馳せるとき、自身の鼓動や呼吸から1分を捉え、1日、1か月、1年と宇宙のリズムにつなげる意識を持つことはとても大切です。そして1日1440分の中のほんの1分を切り出し、空を見上げることが現代の生活の中でいかに難しいかも実感します。
 特に忙しい月曜日の一日。夏至の空をきく/みる実験記録は一見とても静かな映像ですが、メンバーそれぞれが各地できいた空のオンガクは特別で、とても豊かな時間となりました。同じ空をきいた記録です。
 空コレ実験室では今後も「コロナ時代の新しいオンガクのかたち」を思考実験し、公開していきます。状況が許せば参加型実験も予定していますので、引き続きご注目ください。5/
実施日:2021年6月21日(夏至 日の出から日没まで 夏至点12時31分)
空耳図書館コレクティブ www.facebook.com/soramimi.collective
〇1分間空をきいた人たち(50音順)
新井英夫、石橋鼓太郎、板坂記代子、小日山拓也、ササマユウコ、三宅博子
お問合せ:soramimi.work@gmail.com
ディレクター:ササマユウコ