プレ会議「植物園カフェ×CONNECT 音と対話の時間」実施しました

 ※9/29現在、館内のBGMが植物園カフェ提案のオリジナルサウンドに変えられることになったとご連絡を頂きました。

 本日は第1回「植物園カフェ×CONNECT 音と対話の時間」でした。3年前の路上観察学会分科会『駒場編』でつながった植物園カフェのスタッフ・立石剛さん。実は2012年にユニットejeで川崎市岡本太郎現代美術賞特別賞を受賞した「音楽と美術の間」を探求するサウンドアーティストです。そしてCONNECT代表のササマユウコは2011年以降サウンドスケープ哲学を研究する音楽家という訳で、初日はリサーチを兼ねて午前中は施設内外を個人でサウンドウォーク、その後はカフェで2時間近く対話をしました。主なテーマは「音・音楽・関係性」。

 そもそもこのプロジェクトの目的は、館内共通BGMを見直すことをきっかけに始まり、「植物園のコミュニティ・カフェ」という目的や雰囲気と調和したオーガニックな音風景とは何かを探っていきます。それは同時に有機的な「関係性」の在り方を考える時間でもある。

 今日はまず先人たちが同様の問題を前にしたときに何を考え実践してきたかを知るために、80年代初頭に芦川聡氏が『波の記譜法』で提唱した「環境音楽」の概念もあらためて読み返していきました。まさに知の繋り。空間に溶け込むような'作為'を見せないサウンド・デザインとは何か。それは「オンガクとは何か」という問いそのものです。時折テーブルに来てはスピッツの『ロビンソン』を歌ってくれるヒロシさん。このカフェは彼らの仕事場でもあることも忘れずに意識したいと思いました。
 ここから月に一度「耳の哲学」の対話を重ね、そこに生まれた言葉や概念をこの記事を読んで下さる皆さんともシェアしていきます。「音・音楽・植物(自然)」をテーマにしたオープンな読書会「空耳図書館」や、サウンドウォーク「目と耳の散歩」、また「即興カフェ」とのコラボ企画も視野に入れていますので、どうぞお楽しみに。

◎次回は10月24日開催・テーマは「センス・オブ・ワンダー」です。気になる方はサイトより事前連絡の上、どうぞお気軽にご参加ください。CONNECTサイトでも対話メモ公開や告知をします。行政的なアプローチではなく有機的なアート活動を目指します。(サ)

※追記 本日は問題の館内BGMがなぜか途中から消えて!貴重な静寂が広がっていました。