東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻の説明会がありました。

東京藝術大学では、平成28年度から「グローバル人材育成機能の強化を図る」観点から、新しい研究科として「国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻(修士課程)」の設置準備が進められ、現在、文科省を始めとする各機関の審査を受けています。それに先駆けて上野キャンパスでは新専攻の理念や特徴、入試に関わる説明会が開かれました。(なお、博士課程の設置は平成30年度の予定)。今年度の募集期間は9月1日~11日の10日間と大変短く、定員数も10名程度(内、外国人枠が4割)となります。学部生に限らず、熱意と興味のある方は細目に大学サイトをチェックをおすすめします。

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この専攻は「芸術と社会の関係性が変化していく中で、グローバルな視点で(大学内の)美術/音楽/映像等を横に串刺しにする」ことを理念として設置されます。コース別ではなく、①キュレーション②アート・マネジメント③リサーチの3つの分野を軸に、実績・個性ともに豊かな教員の下で包括的な学びが得られます。募集は芸術分野に限らず「領域を越えた」分野の方からも期待されています。「理論と実践」の学びから国内(地域も含む)アートプロジェクトや欧州/アジアを始めとする海外の芸術祭など、幅広い視点で芸術と社会を「つなぐ」役割を担う人を育てます。国立の芸術大学内にキュレーション専攻が設置されるのは初めてということで、この国における芸術の社会的立場の脆弱さはあらためて考えさせられますが、芸術/アート領域の「仕事」が、これを機会に次世代にしっかりと根を貼ることを期待せずにはいられません。