東京町田・縄文アートフェス~ひなた村 野焼きまつり~

「約1万年間つづいた縄文時代の土器や土偶、装飾品をはじめ、数多くの住居跡やストーンサークルまでもがそろう、知られざる縄文王国町田市(~チラシより抜粋)」。そのほぼ中央に位置する青少年施設「ひなた村」で、去る2月28日に縄文文化を体感できる「まつり」が開催されました。
 風もなく穏やかに晴れた会場を訪れると、ちょうど公募による参加者がつくった土器や土偶の「野焼き」が始まっていました。炎でじっくりと6時間かけて焼かれていきます。竹や太鼓といったワークショップのプリミティブな音風景が燃えさかる炎ともよく合っていました。
 そのほかにも「アイヌ刺繍」や「黒曜石」のワークショップ、和光大学有志による太鼓演奏、専門家のシンポジウム等も行われ、21世紀の「縄文王国」を目指す町田市からの様々な文化発信が試みられました。
 残念ながら参加者は決して多いとは言えない状況でしたが、東京郊外でのんびりと縄文文化に触れるひとときは貴重な体験でした。向かいの山に縄文遺跡も見えるひなた村は、暮らしそのものが芸術的だった縄文時代の時間の流れに想いを馳せる場ともなります。
 町田市内の小学生には馴染みのあるひなた村の「縄文体験」。日々忙しく生きる大人たちにこそ体験してもらいたいイベントでした。

主催:東京町田・縄文アートフェス実行委員会
   (町田市観光コンベンション協会/NPO法人jomonism)

本町田遺跡(縄文時代)
本町田遺跡(縄文時代)