日中文化交流市民サークル’わんりぃ’

 町田市で20年以上続く老舗の市民ボランティア・日中文化交流市民サークル’わんりぃ’の代表:田井光枝さん(写真右)と、町田市民大学の国際学受講がきっかけで最近メンバーになった黒田眞子さん(中国名:崔貞さん)がユニコムプラザさがみはら内のコネクトに遊びにきて下さいました。

 そもそもが、天安門事件で日本に移り住んだ芸術家たちとの出会い、彼らの素晴らしい芸術をサポートしたいという想いから始まったというこのサークルの根底には、京劇や音楽や食といった芸術や文化、何より国を越えた「人」への深い愛があります。この活動が20年以上続く理由も、代表の田井さんの熱意とお人柄と行動力!何と言っても「人と出会い、つながるチカラ」だと思いました。お話の中でも何度か出ていた「相手と良い関係を築くこと。ただ一緒にお茶を飲むことから始めてもいいの。まず人を大切に」のお言葉には深く共感しました。それは国を越えた異文化交流に限らず、すべての関係性の基本なんですね。一見簡単そうで、実は誰もが悩むことをおおらかな自然体で、何より楽しそうにされている。つながってからの「それから」のお手本がそこにはあり、強く勇気づけられる思いでした。
 黒田さんは国際結婚で、現在は町田で子育てをしながら大学講師もされています。地域のコミュニティとの関わりを大切に考えていて、唯一の外国人「まちだ自慢サポーター」でもあり、ボランティア通訳として病院の妊婦健診や地元小学校の面談にも立ち会われたりと、物静かな雰囲気からは想像つかないほどの行動力。とても頼もしい若手メンバーです。
 今回はとにかく話題が沢山あって、中国の芸術や文化、この20年の活動のほんの一部しかお伺いできなかったはずです。けれども、日々の暮らしの中で異文化と出会い、その「内と外がつながる瞬間」に、いつもの暮らしが彩るような驚きや発見があることを教えて頂きました。そして何より人を大切にして、お互いの違いを楽しみながら受け入れていく。わんりぃの柔らかな姿勢は、コネクトが考える「芸術」そのものだと思うのでした。