平成26年度弘前大学国際シンポジウム開催のお知らせ

今田匡彦研究室サウンド・エデュケーション「紙のワーク」より
今田匡彦研究室サウンド・エデュケーション「紙のワーク」より

CONNECT/コネクト代表ササマユウコは、震災後の世の中を捉え直そうと、2011年9月から2013年3月まで弘前大学大学院今田匡彦研究室に社会人研究生として籍を置かせて頂きました。ここでは、M.シェーファーのサウンドスケープ思想を軸に「内と外をつなぐ、調和のとれた世界とは何か」を考え、「サウンド・エデュケーション(音のワークショップ)」が目指す新しい音楽教育の在り方を研究しました(現在もしています)。今田教授はシェーファーと共に、日本の文化を背景にした子ども向け音楽教育テキスト「音さがしの本~リトル・サウンド・エデュケーション」(春秋社)を出版されています。西洋クラシックが主流の音楽教育の在り方そのもの、世界を俯瞰して捉え直す上でも画期的なテキストです。

 その研究室が中心となった「平成26年度弘前大学国際シンポジウム」が10月18日19日の両日、弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにて開催されます。今年度のテーマは「Proposing a New Music Education View through Non-European Sound Best Practice」。ニュージーランド、香港、カナダ、フィンランドから4名の研究者を招聘し、院生たちも英語で発表します。音楽教育をテーマにしたシンポジウムではありますが、タイトルにもあるように「Non-Europeanの音響文化」が中心となり、日本の音楽教育、また世界を広く「音」から捉え直すシンポジウムです。ご興味のある方は是非ご参加ください。無料です。

 

公式サイト http://huis2014.com/


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